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カンジダ治療をしている人は食事も工夫しよう

2019年11月13日
悩んでいる女性

カンジダ症の治療は抗真菌薬と患部の清潔が基本ですが、並行して食事のとり方を工夫するとカンジダ菌の増殖を抑えることができるとされています。基本的には弱まった免疫力を高める食品や抗菌作用のある食べ物、食物繊維を多く含んだものを取り入れることを実践するのが良いでしょう。ただしどれも偏った過剰摂取を避け、バランスよく食事に取り入れていくことが大事です。

カンジダ菌が増殖するとタウリン不足に陥ります。タウリンは体内で作られるアミノ酸の1つですが、疲労回復や肝臓の働きを活発にしたり血圧やコレステロール値を正常にしたりする働きがあります。カンジダ症により減ってしまったタウリンは魚介類に豊富に含まれており、牡蠣やハマグリなどの貝類、イカやタコに多く含まれています。サザエやホタテといった貝類には特に豊富に含まれているため、1個~2個食べるだけでも1日の摂取量としては十分な量となります。

また、カンジダ感染症の自然療法としてニンニクを食べることもおすすめです。ニンニクには強力な殺菌・抗カビ効果があるアリシンという成分が含まれています。このアリシンは細菌や真菌の繁殖を防ぐだけでなく、ピロリ菌や虫歯菌などにも効果があります。さらにニンニクには疲労回復効果や糖質の分解を促す機能もありカンジダ菌を減らしつつ、体の抵抗力を強くすることが期待できます。ただしアリシンはニンニクを切ったり潰したりした際に合成され、その後は分解されてしまうため食事の直前に調理することが望ましいです。強い抗菌殺菌作用のため生での摂取や、空腹時に食べたり過剰に摂取したりすることは避けましょう。豚肉と一緒に食べるとビタミンB1の吸収が良くなると言われています。

生の生姜に多く含まれているジンゲロールという成分や、乾燥した生姜に含まれるショウガオールも抗炎症作用と抗かび作用がありカンジダ菌を駆除する効果もあります。生姜の解熱作用や血行促進作用は有名な話ですが、抗菌力は強力でブドウ球菌から大腸菌、サルモネラ菌、ヘルペスウイルスなどにまで効果があり、カンジダ治療や予防にも食事に取り入れたい食べ物です。

カンジダ症に感染しているときは体の免疫力が低下している時です。その免疫細胞のおよそ6割が腸内に集中しており、腸の状態を良くすることで免疫力をアップさせカンジダ菌を減らすことが期待できます。そのためには食物繊維を多く含む食材を食べることがポイントです。糖質を好むカンジダ菌を減らすには白米に比べ糖質も低く、食物繊維も豊富な玄米がおすすめです。玄米のほかに大麦やキヌアも食物繊維が多いため、取り入れてみると良いでしょう。野菜では特にモロヘイヤやパセリ、青菜類やエリンギやえのきなどのキノコ類に食物繊維が多く含まれています。日々の食事の際には新鮮な野菜を多く食べることを意識し腸内環境を整えましょう。

他にもわかめやもずく、のりなどの海藻類も腸をきれいにすると言われています。わかめには食物繊維が多く含まれており腸内の毒素を吸着して便と一緒に排出する作用があり、こんぶやもずくに含まれるフコイダンという食物繊維は抗菌作用や血中コレステロールを下げる作用があります。海藻類は腸内の善玉菌を増やしてカンジダ菌の増殖を抑えることができると言えます。