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カーネステンクリームで殺菌してカンジダ改善!効果や副作用は?

2019年10月10日
考えている女性

カンジダ症になったら増殖してしまったカンジダ菌を抗真菌薬で抑制させます。抗真菌薬にはポリエン系やアゾール系、キャンディン系、フルシトシンなど、種類の違うものがありますがカンジダ治療によく使用され実績の高いカーネステンクリームで改善させる方法を説明します。

カーネステンはエンぺシドとも呼ばれており、アゾール系と同じ系統のイミダゾール系の抗真菌薬で主成分はクロトリマゾールです。その特徴はカンジダに対しての殺菌効果が高く、体に優しい成分で作られているため刺激感が少ないといった点にあります。カンジダ症が発症しやすい箇所が外陰部周辺や膣、皮膚の柔らかな湿った部分ということを考えるとカーネステンクリームはカンジダ治療にとても適していると言えます。クリームタイプだけではなく、錠剤もあるので膣カンジダ症の治療薬として使用する場合にはこの2つを併用することで得られる効果も高くなります。

使用方法も簡単で、他の塗り薬と同じようにクリームを患部に塗るだけでカンジダ菌の増殖を抑えることができます。クリームタイプは伸びが良く、少ない量を薄く広げるように塗るだけで十分な効果を得られるため厚塗りをしたり擦りこむように塗ったりする必要はありません。目や傷がある場所を避け1日2~3回間隔を空けて使用します。膣錠の場合は1日1回もしくは2回、1錠を座薬のように膣内のできるだけ奥の方に挿入します。症状が治まってきても決められた治療期間は薬を使用することで、カンジダ症の再発防止にも役立ちます。どちらの場合も清潔な手で行い、雑菌が膣に入るのを防ぐことが大切です。患部に触れた手も必ず洗いましょう。

カーネステンクリームやカーネステン膣錠の有効成分であるクロトリマゾールは、真菌の細胞膜を構成しているエルゴステロールの生合成を阻害する薬です。それによって真菌の繁殖を防ぐことができ殺菌効果が期待できるのですが、人間の細胞膜に対しては阻害をしたり毒性を発揮したりすることはないので安心して使用できます。しかしカンジダ症に感染しているときは体の抵抗力が弱まっているときでもありますので、薬の副作用も起きやすい状況です。カーネステンクリームの副作用は刺激感や発赤、ただれなどです。錠剤タイプのものもかゆみや皮膚炎などの副作用が出る可能性があります。こういった副作用の発現頻度は極めて低いとされていますが、いずれも個人差がありますので薬によって症状が改善されない場合や副作用が出た際には使用を中止し、医療機関に相談してください。

また、このカーネステンクリームは抗真菌薬ですので、細菌や原虫など他の原因から発症した病気に対しては効果が得られません。特に皮膚炎や性器周辺の病気は似たような症状であっても違う原因による病気の可能性もあり、自己判断では病気を特定することが難しいです。そのため間違った治療薬を使用すると別の病気を発症したり、症状を悪化させてしまうこともありますので専門の医療機関で病気の診断を受けてから適した治療薬を使用しましょう。